2006年(平成18年)広尾の小さな教室にFreewill学習塾を開校しました。
Freewillとは“自由な意思”という意味です。
ここに通う子どもたちには、“自由な意思”を手に入れてほしい。
“自由な意思”を持てる力を身に付けてほしい。そういう意味があります。
またfreeは自由、willは未来を表します。
子どもたちに自由な未来を描いてほしい。そんな思いを込めて名前をつけました。
私が塾をやるうえでとても大切にしていて、常に忘れないようにしている思いがあります。
それは、通わせて下さる親御さんと、通ってくれている子どもたちへの感謝です。
Freewillに自分の宝であるお子様を預けて下さる。そして一生懸命働いたお金で通わせて下さる。そう考えると、手抜きなんか絶対にできません。
だから目の前の子どもたちの幸せを本気で考えました。
すると、
「今の日本の教育で子どもたちは本当に幸せになれるのか?」
「勉強だけ教える塾でいいのか?」
そんな思いが出てきました。
そして、その問いに答えられるよう、子どもたちの未来を本気で考えながら、目の前の子ども達とそして保護者と必死で向き合いました。
そこで気付いたことが、成績を上げ志望校に合格してもらうのは最低限塾だからあたりまえ。その勉強を通して子どもたちのその先の未来や幸せを本気で考える。そう考えると、Freewillの方向性が見えてきました。
だから僕は一生懸命、目の前の生徒たちの成績を上げることを最初に考えました。そして、子どもたちの幸せを本気で考え、学びが楽しくなるよう、たくさんの工夫をしてきました。
感謝の思いを通して、必死で目の前の子たちの幸せを考えた結果、おかげさまで小さな教室は、子どもたちでいっぱいになりました。
もともと、塾を創る最初のきっかけは、自分がサッカーの指導をしていたときの思いからでした。
地元でサッカーのコーチをやっていて、サッカーの子供たちが受験でサッカーをやめていくのです。それがすごく悔しくて。ちょうど4~6年生ってゴールデンエイジと言われていて、一番伸びる時期。それなのに、勉強のために好きなスポーツを子ども達がやめちゃうのが悔しくて。
「それで学習塾って何やってるんだろう?」って悔しかったので大手の学習塾に働きにいきまた。そうしたら、営利目的と言うか、もう少しサッカーに割けるんじゃないのってことをすごい働いて感じて、じゃあもう、地元でサッカーと勉強を両立できる塾を作ろう!というのがあり、文武両道を地域で支えられる塾というのがひとつのコンセプトでした。
また、文武両道に加えて必死で目の前の子たちの幸せを考えました。
今の教育で子どもたちは本当に幸せになれるのか?
勉強だけ教える塾でいいのか?
そして、子どもたちの未来を考えながら目の前の学習を必死で教えました。
おかげさまで小さな教育は、すぐにいっぱいになりました。